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スキューバダイビングは年齢制限があるの?


ダイビングを始めようと考えている方で「ダイビングは何歳までできるの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

また、お子さんと一緒にダイビングをしたいと思っている方は「子どもは何歳からダイビングができるのだろう?」とお考えでしょう。

今回はダイビングのライセンス取得や体験ダイビングの年齢についてご紹介します。 スキューバダイビングに年齢の上限はありません定年後にダイビングを始めたいと考えている方から「ダイビングには年齢の上限はあるのでしょうか?」とのご質問をいただくことがありますが、結論から言うとダイビングの年齢に上限はありません。

ドイツの映画監督で女優でもあるレニ・リーフェンシュタールという方は70代でダイビングを始めたそうです。すごいですね。その後、100歳を超えても潜っていたそうです。こういった人もいるので、ダイビングに年齢は関係なく、楽しみ続けることができるのです。

しかし、年齢制限がないとはいえ、健康状態を把握することが何より大切です。特にダイビングを楽しむ中高年は増えているので、加齢による体の影響を十分に注意して安全にダイビングをしていただきたいと思います。年齢による制限はないが、健康状態によっては医師の診断が必要ライセンス(Cカード)の取得には、病歴や診断書の提出が必要です。特に、45歳以上で現在治療を受けている方はもちろんですが、高血圧の方、喫煙をしている方、コレステロール値が高い方、家族に心臓発作や脳卒中の病歴がある方、食事療法で調整しているが糖尿病の方は事前に医師による診察を受け、ダイビングに適した健康状態か診断書を用意してください。

最近は、40代以上のダイビング事故に、病気が原因によるものが増えています。ダイビングにおいて何より怖いのは、陸上では起こらない体のトラブルが発生するケースがあるからです。

ダイビング中は、空気を吸い込んで酸素を取り入れる肺にも水圧がかかるのですが、肺に疾患がある場合に、肺気胸を起こすなどのトラブルが発生するケースがあります。

心臓や脳卒中の病歴がある場合も、水中で異常が起こる可能性があるのです。ダイビングを始める前に医師による診断を受けて、心配の種を減らしておきましょう。スキューバダイビングには下限の年齢制限があるお子さんがライセンスを取得するには10歳以上になります。それより年齢が低いと水圧によって成長期の体に影響が出ることが懸念されるため、年齢を制限しています。

しかし、8歳から体験できるコースもあり、水深2mまでのプールや海の浅瀬でダイビングができます。

水中で無重力感を味わったり、フィンを使って進むことは日常では味わえないので、新鮮な驚きを体験できるはず。ダイビングのおもしろさを体感するには、おすすめのコースです。

ライセンスを取得する場合、10歳以上~15歳未満は「ジュニア・ダイバー」認定となります。講習では成人と同様に成人と同じスキルを習得しますが、講習中の最大深度と認定後の活動には制限があります。

10歳からは「ディスカバー・スクーバ・ダイビング」という体験ダイビングプログラムがあります。プールや状況が安定した水深6mまでの海で、スクーバ・ダイビングを体験できるコースです。

本格的なダイビングを始める前に、水深6mまでのプールや穏やかな海の浅瀬でプロフェッショナルと一緒にダイビングができます。浅瀬なら色鮮やかな魚の群れやサンゴなど海の魅力を体験できます。

また、子どもの体力や水中の動きが心配な場合は、プールであればご両親も安心して体験させることができるのではないでしょうか。

10歳~11歳は講習中の最大深度は12mまでで、認定後は親や保護者、またはPADIプロフェッショナルと一緒であれば、最大深度12mまで潜れます。ダイビング器材の購入やタンクのレンタルも可能になるので、「オープン・ウォーター(Cカード)」へのステップになります。

12歳~14歳は「ジュニア・オープン・ウォーターダイバー・コース」があり、講習中の最大深度は18mまでで、継続教育は最大21mまで可能になります。認定後は成人の認定ダイバーと一緒に潜ることが義務づけられていますが、親子でダイビングを楽しむことができるようになります。

15歳になると「ジュニア・ダイバー」から成人ダイバーへライセンスの移行ができます。



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